タロットがカレとの関係を取り戻してくれました
半年前に別れたカレシのことがずっと忘れられずにいました。
向こうは私と別れてから新しい彼女ができたという噂も聞きました。
悔しくて悔しくて、ずっと泣いていたけれど、友達からすごく当たるタロット占いの占い師さんの話を聞きました。
電話占いだと聞いてちょっとビックリしましたが、とりあえず電話をしてみることにしました。
私は占いはあまり信じるほうではなく、雑誌やネットの占いコーナーなんかも読まずに飛ばしていたのですが、その時は友人の勧めに素直に応じてみることにしました。
タロット占いといってもどんな風に占うのかもわからなかったのですが、先生の言うとおりにカードを選んでいきました。
私の「元カレとの復活愛はありますか?」との相談への答えは「十分に可能性はありますよ」とのことでした。
良いカードが並んでいたようですが、その時の私は「うまくいく」という結果に喜ぶどころか、「もう半年も会ってないのにありえない」と疑っていました。
その時の占いで言われたのは「あなたはカレの希望を叶えたことがありますか?自己中心的ではなかったですか?」と「自分の気持ちだけじゃなく、相手の気持ちにも繊細になったらどうですか?」です。
まさか、私に問題があるような言い方をされると思わなかったので(失恋した私の味方になってくれるのだと思っていたので・・・)、ギョっとしましたし、正直ムカついてしまいました。
けれども、その夜ベッドに横になってから占い師さんに言われたことと、私のカレへの言動を思い出していたら、自分がどれだけ傲慢だったか、カレはどれだけ我慢していただろうかという反省の気持ちが芽生えてきました。
私は一人っ子で本当に可愛がられて何不自由なく育ったので、客観的に見てみると女王様体質なのかもしれません。
恋愛初期にはカレもそんな私をチヤホヤしてくれて、いろいろな無理難題も楽しそうに受け入れてくれていました。
でも、今から思えば、つきあってから1年後くらいにはカレは何となくパワーダウンしていたかもしれません。
私が電話しても、私の顔を見ても、以前のように嬉しそうなカレはそこにはいなかったような気がします。
私は「すべては自己中な自分のせいだったのだ」ということに気づいた瞬間、急に行動にうつしたくなってしまい、カレに即座に電話をしてしまいました。
カレはすぐに電話に出てくれました。
「私、どうしても謝りたい。最後にもう一度だけ会ってくれませんか?」と泣きそうな声で話していました。
「どうしたの?何かあったの?」カレの優しい声でますます泣き声になりながらも、「私はあなたとずっとつきあっていたかった。でも、あなたをすごく傷つけていたことに全然気づいていなかった。本当にごめんなさい。まだ好きなんです!ごめんなさい!」と。
なんだかわけのわからない私の話に、カレは優しく笑っていました。
そして、次の日に会う約束をして電話を切りました。
実はカレは私と別れた後もずっと一人で、誰ともつきあってはいなかったそうなのです。
派手に飲み歩いていたので、きっと変な噂が立ったのだろうと言っていました。
そして、ずっと私のことを気にしていてくれたそうです。
私がカレの人格を尊重し、もっと会話をしながらコミュニケーションをとる努力をするのなら、もう一度つきあってみようと言ってくれました。
占い師さんに言われたおかげで気づいた自分自身の欠点。
気づかなければきっとカレは戻ってきてくれなかったでしょう。
カレとの復縁のお礼を、占い師さんに電話で報告したいです。